自分語りのせとら / Setla, the Self Speaker
僕は笑わない子でした。
僕が生まれてから約2年後、妹が生まれました
妹は重度のダウン症候群 / Down syndrome で、彼女は26歳になった今でも脳年齢は3歳程度だと診断されるほどです。
逆に僕は天才児と言って差し支えないほど特に勉学面で優秀で、中学受験では東大現役合格率25%を安定してたたき出すような中高一貫校に合格できてしまうような子でした。
何が起こったかというと、両親は僕に対して家庭内で何もしてくれなかった(僕視点・過剰表現)のです。
誕生日にお祝いされた経験は皆無です。
逆に両親は妹には手を尽くしていたような気がします(僕には小学校時代の家庭内の記憶がありません)。
その扱いの格差に僕が気づいたのがいつからだったのかは明確には覚えていませんが、小学校時代の家庭内の記憶が一切ないことから逆算すれば10歳の時には明確に気づいていたんだと思われます。
僕は笑わない子になりました。
つづく(予定は未定)